
M4R (Meal for Refugees)
日本にいる難民を支える大学生のプロジェクト
難民とは
アインシュタイン、フレディ・マーキュリー、リタ・オラ…
誰もが知る著名人ですが、この3人には共通する背景があります。
それは「難民」です。
難民とは、紛争や人権侵害などから自分の命を守るためにやむを得ず母国を追われ、逃げざるを得ない人たちのこと。迫害の理由や出身国は様々です。民主化活動に参加したことや宗教上の改宗をしたこと、性的マイノリティであるなど、一人ひとり違った事情があります。
かれらは、故郷を追われるまでは、多くの私たちと同じように仕事や家があり、家族や大切な人たちとの平穏な日常を送っていた人々です。そうした日常を失い、逃れた先でゼロから生活を立ち上げ、自立していくことは決して簡単ではありません。


レシピ本
『海を渡った故郷の味』
M4Rのメニューはレシピ本『海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders』(日・英併記)がもとになっています。収録されているレシピは、すべて、日本にいる難民の方から教えていただいたもの。アジア、中東、アフリカの15の国・地域出身の方々とともに、45のレシピが集められています。料理を通じて日本にも難民が暮らしていることを、もっと多くの方に知っていただきたいという思いから、日本にある材料で作れるよう工夫されています。
M4Rに参加する意義
世界には、住み慣れた故郷を追われる人々がいます。多くの人は国外に逃れることができなかったり、隣国の難民キャンプなどでの生活を余儀なくされたりしています。日本を含む先進国にたどり着ける人は実は一握りにすぎません。
しかし、日本では難民として逃れてきた人がいることや、その方々の背景について十分に知られていません。M4Rでは、日本にも暮らす難民を知る入り口として、難民の方々の家庭料理を紹介しています。食を通じて、「知らない」からくる不安を、「知る」ことで生まれる共感や関心へと変えていく。料理には、文化や記憶、人のつながりを伝える力があります。
M4Rのコンセプトは「知る」と「支える」。2013年以来、すべての人に欠かせない「食」を通して、難民問題を自分ごととして考える場を全国の大学生とともに作っています。
「食」を通じた難民支援の輪を、あなたの学校から広げていきませんか?
\活動の様子/





